ミドルレベル例外
読み方みどるれべるれいがい
ミドルレベル例外(Mid-Level Exception、略称:MLE)とは、NBAのサラリーキャップ制度において、キャップが超過しているチームでも中間レベルの年俸で選手を獲得できるよう認められた例外枠のことです。リーグ全体の平均年俸付近の金額が基準とされています。
MLEの仕組み
サラリーキャップを超過したチームは原則として追加の選手と契約できませんが、MLEを使うことでキャップを無視して一定額までの契約が可能になります。金額はシーズンごとに変動し、最大で複数年契約に使うことができます。ただしラグジュアリータックス圏のチームには金額が少ない「タックスペイヤーMLE」が適用されます。
MLEの重要性
プレーオフ常連のコンテンダーチームにとって、ロスター補強の主要手段がMLEです。スターターではなくベンチの層を厚くするために使われることが多く、役割型の選手(シューター・ディフェンス特化型など)の獲得に活用されます。毎年のオフシーズンにMLEを使ったどの補強が成功したかがメディアで盛んに議論されます。
関連用語
- サラリーキャップ:各チームが選手に支払える年俸の上限額
- ラグジュアリータックス:キャップを大幅に超えた場合に課せられる罰則的税金
- バイアウト:選手が契約途中でチームと合意の上で退団する手続き
- ベテランミニマム:ベテラン選手が受け取れる最低保証額の契約