PPG

読み方 ぴーぴーじー

PPG(Points Per Game1試合平均得点とは、シーズンの総得点を出場試合数で割った、選手の得点力を示す最も基本的なスタッツです。「今季は28.5点を平均している」というときの数字がPPGで、NBAの個人成績の話題はほとんどここから始まります。

PPGの目安

おおまかな水準として、20PPGを超えればチームの主力得点源、25PPG以上はオールスター級、30PPGに乗ればリーグでも数人しかいない最高峰のスコアラーと評価されます。歴代最高記録はウィルト・チェンバレン(Wilt Chamberlain)が1961-62シーズンに残した50.4PPGで、この数字は60年以上破られていません。

得点王はPPGで決まる

シーズンの得点王のタイトルは、総得点ではなくPPGで争われます(規定の出場試合数を満たすことが条件)。マイケル・ジョーダンの得点王10回は歴代最多で、得点王争いは今もシーズン終盤の大きな見どころです。1試合の欠場がタイトルの行方を左右することもあり、レースの終盤は各選手の出場予定までニュースになります。

PPGだけでは測れないもの

PPGの弱点は「どれだけ効率よく取ったか」が見えないことです。30本打って30点の選手と、18本で30点の選手では価値がまったく違います。そこでシュート効率を表すTS%(トゥルーシューティング)やFG%とセットで見るのが現代的な読み方です。また、試合のテンポ(ペース)が速いチームの選手は攻撃回数が多い分PPGが伸びやすいという背景もあります。

PPGを見るときのちょっとしたコツ

選手比較では、出場時間の差も忘れてはいけません。ベンチスタートで20分しか出ない選手の12点と、38分出るエースの24点では意味が異なります。1分あたり・36分換算あたりの得点に直して見ると、控え選手の隠れた得点力を発見できることがあります。

インフレする現代のPPG

3ポイントの本数が激増した現代NBAは、リーグ全体の得点水準が高い時代です。攻撃のテンポも速く、歴代のレジェンドと現役選手のPPGを単純比較するのは実はフェアではありません。近年は1試合70点超えの爆発も再び見られるようになり、「時代背景ごと読む」ことがPPGを正しく味わうコツになっています。

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