バックドアカット

読み方 ばっくどあかっと

バックドアカットBackdoor Cut)とは、ディフェンダーがボール側(フェイス側)に意識を向けている隙を突いてゴール方向へ走り込み、ロブパスノールックパスを受けてレイアップで得点するカット技術です。「後ろのドアから抜ける」ことからバックドアと呼ばれます。

バックドアカットの仕組み

まず外側(ボール側)に動いてディフェンダーの注意を引きつけます。次にディフェンダーが寄ってきた瞬間に素早く方向を切り返してゴール方向へ走り込みます。ボールハンドラーはその動きを見てゴール方向へパスを出します。タイミングが合えばレイアップやイージーダンクで得点できます。

バックドアカットが有効な場面

相手ディフェンスが積極的にオーバープレー(ボール側への強いプレッシャー)をかけてきたときに特に有効です。ディフェンダーが前に出るほどバックドアへの抜け道が生まれます。モーションオフェンスや優秀なパサーがいるチームでは戦術として組み込まれることが多く、スペーシングと連動すると威力が増します。

関連用語

  • カット:スペースへ素早く走り込んでパスを受けに行く動作の総称
  • ロブパス:ゴール方向へ高い弧を描いて投げるパス。バックドアカットの受け方のひとつ
  • スペーシング:選手を適切に配置してバックドアのレーンを確保する戦術概念
  • ノールックパス:視線を向けずに味方へ供給する高難度のパス技術