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筋トレの総ボリュームとは?最適な負荷設定と計算方法を解説!

筋トレの効果を最大限に引き出すためには、「総ボリューム(Total Volume)」の適切な設定が不可欠です。総ボリュームとは、トレーニングの負荷を測る基準であり、「重量(kg)×回数(Rep)×セット数(Set)」の数値で表されます。

本記事では、筋肥大に最適な総ボリュームの計算方法、トレーニングの頻度や部位ごとの負荷設定、さらには回復を考慮した調整方法まで詳しく解説します。

目次

筋トレの総ボリュームとは?

総ボリュームと筋肥大の関係

筋肥大(ハイパートロフィー)には、適切なトレーニングボリュームが必要です。ボリュームが不足すると刺激が足りず、逆に過剰になると回復が追いつかずパフォーマンスが低下します。

研究によると、筋肥大には週あたり10〜20セットが適切とされ、部位ごとにボリュームを調整することが重要です。例えば、大胸筋や広背筋は比較的大きな筋群であり、15〜20セット程度が推奨されますが、小さな筋肉(上腕二頭筋など)は10〜15セットが適切です。

総ボリュームの計算方法とは?

総ボリュームは次の計算式で求められます。

総ボリューム(kg) = 重量 × 回数 × セット数

例えば、ベンチプレスで80kg × 10回 × 4セット行う場合、総ボリュームは3,200kgとなります。

  • 高重量を扱う場合、回数やセット数を調整
  • 低重量なら回数やセット数を増やし、トレーニング時間を確保
  • 部位ごとに適切なボリュームを設定

このように、目的に応じたボリューム調整が不可欠です。

初心者・中級者・上級者のボリューム目安

レベル週あたりのセット数(1部位)
初心者8〜12セット
中級者12〜18セット
上級者16〜22セット

初心者は適切なフォーム習得を優先し、上級者は高ボリュームでより強い刺激を与えることが求められます。


筋トレのボリューム設定はどのくらいが最適?

週単位の適切なボリュームとは?

週ごとの総ボリュームは、トレーニングの頻度によって調整されます。例えば、週2回のトレーニングなら1回あたりのボリュームを多めに、週4回なら1回あたりのボリュームを分割するのが一般的です。

週の頻度1回あたりの推奨セット数
週1回15〜20セット
週2回8〜12セット
週3回6〜10セット
週4回4〜8セット

部位ごとの最適なボリューム設定

筋肉部位週あたりのセット数
胸(大胸筋)12〜20セット
背中(広背筋)12〜20セット
脚(大腿四頭筋・ハムストリング)15〜22セット
肩(三角筋)10〜15セット
上腕二頭筋・三頭筋8〜14セット

大きな筋群(脚・胸・背中)は高ボリューム、小さな筋群(腕・肩)は低ボリュームが基本です。

ボリュームが多すぎるとどうなる?

過剰なボリュームは逆効果です。筋肉の回復が追いつかず、以下のリスクが発生します。

  • オーバートレーニング症候群(慢性疲労・筋力低下)
  • 関節や腱の負担増加(怪我のリスク増大)
  • テストステロン低下(筋肥大の停滞)

適切な休息と回復を考慮し、無理のないボリューム設定を心がけましょう。


筋トレのボリューム調整と強度の関係

「高重量×低ボリューム」 vs 「低重量×高ボリューム」

方法メリットデメリット
高重量×低ボリューム効率的な筋力向上、短時間で済む関節や腱への負担が大きい
低重量×高ボリューム筋持久力向上、怪我のリスクが低いトレーニング時間が長くなる

筋肥大目的なら、高重量×中程度のボリューム(6〜12回×3〜5セット)が推奨されます。

ボリュームと頻度の関係性

筋トレの頻度を増やせば、1回あたりのボリュームを減らしながら総ボリュームを確保できます。

例えば:

  • 週2回の高ボリューム(10セット×2回)
  • 週4回の低ボリューム(5セット×4回)

どちらも同じ総ボリュームですが、頻度を増やすと1回あたりの疲労が軽減されるため、回復がしやすくなります。

休息と回復を考慮したボリューム調整

トレーニングの効果を最大化するには、適切な回復期間が必要です。

  • 大筋群(胸・背中・脚):48〜72時間の休息
  • 小筋群(腕・肩):24〜48時間の休息

また、睡眠・栄養摂取も重要です。高ボリュームトレーニング後は、十分なカロリーとタンパク質を摂取し、回復を促しましょう。


まとめ|総ボリュームを適切に管理して筋肥大を目指そう!

  • 筋トレの総ボリュームは「重量×回数×セット数」で計算
  • 適切なボリューム管理で筋肥大を効率化
  • 週ごとのボリュームや部位別の設定を最適化
  • オーバートレーニングを防ぎ、回復も重視

適切なボリューム管理で、より効果的な筋トレを実践しましょう!

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この記事を書いた人

自衛隊→服飾関係・トレーナー→IT業界
様々な業界を経験したからの知識と経験で自己を鍛え続ける男
その知識を皆様に共有できればと思います。

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