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筋トレグローブは必要?メリット・デメリットを徹底解説!

目次

筋トレグローブの効果とは?本当に必要なのか?

筋トレする時のグローブは、ウエイトトレーニングや自重トレーニングを行う際に、手のひらを保護し、グリップ力を向上させるためのアイテムです。しかし、「本当に必要なのか?」「素手の方が良いのでは?」と疑問を持つ人も少なくありません。ここでは、筋トレグローブのメリットとデメリットを整理し、本当に必要かどうかを判断するためのポイントを解説します。

筋トレグローブを使う主なメリット

  1. 手のマメ・皮膚のダメージ防止
    ダンベルやバーベルを使うトレーニングでは、摩擦や圧力により手のひらにマメができやすくなります。グローブを着用することでクッション性が向上し、皮膚のダメージを防げます。
  2. グリップ力の向上と握力の節約
    バーベルや懸垂バーなどの器具が滑るのを防ぎ、安定したグリップが可能になります。特に手汗が多い人にとっては、滑り止め効果が非常に重要です。また、握力を温存できるため、トレーニングの後半でも高負荷を維持しやすくなります。
  3. 怪我のリスク軽減
    手首固定機能付きのグローブは、手首の過度な曲がりを防ぎ、負担を軽減します。特に手首を使う種目(ベンチプレス、ショルダープレスなど)では、関節保護の観点からも有効です。
  4. 器具の衛生面の向上
    ジムの共有器具には、他の利用者の汗や細菌が付着している可能性があります。グローブを着用することで直接触れずに済み、衛生的にトレーニングできます。

筋トレグローブが不要な場合とは?

一方で、筋トレグローブが不要な場合もあります。

  1. 素手のグリップ力を鍛えたい場合
    グローブを使用すると、握力の補助になるため、素手の握力を鍛えたい人には不向きです。パワーリフターやクライマーのように、強い握力を求める人は素手でのトレーニングが推奨されます。
  2. 細かいコントロールが必要な種目
    軽量ダンベルを使用する種目や、フォームの繊細な調整が求められるトレーニング(ダンベルフライなど)では、素手の方が自然な動きができることがあります。
  3. フィット感や通気性が気になる場合
    グローブによっては手の感覚が鈍くなったり、長時間の使用で蒸れてしまうこともあります。特に夏場のトレーニングでは通気性の良いタイプを選ぶことが重要です。

筋トレグローブの種類と選び方

筋トレグローブにはさまざまな種類があり、目的に応じて選ぶことが重要です。ここでは、主な種類と特徴を解説します。

グローブの素材と特徴

  1. レザー(本革)タイプ
    • 高耐久で摩擦に強い
    • 使い込むほど手に馴染む
    • 通気性が低く、蒸れやすい
  2. 合成皮革タイプ
    • 軽量で扱いやすい
    • 水分に強く、汗をかいても比較的快適
    • レザーに比べると耐久性はやや劣る
  3. メッシュ素材タイプ
    • 通気性に優れ、長時間の使用でも快適
    • 柔軟性があり、細かい動作がしやすい
    • 耐久性が低く、劣化が早いことも

指あり・指なしタイプの違い

  1. 指あり(フルフィンガー)タイプ
    • 手全体を保護し、怪我のリスクを軽減
    • 寒い季節のトレーニングにも適している
    • 指の動きが制限されるため、細かいグリップ調整がしにくい
  2. 指なし(ハーフフィンガー)タイプ
    • 指先が自由に動かせ、細かい動作がしやすい
    • 通気性が高く、長時間の使用でも蒸れにくい
    • 手のひら部分のみ保護されるため、指の関節部分は摩擦の影響を受ける

手首固定機能付きグローブの効果

手首をしっかりサポートするためのリストラップ付きグローブもあります。

  1. 手首への負担を軽減
    • ベンチプレスやデッドリフトなど、高重量を扱う際に手首の安定性を向上させる
  2. 怪我予防
    • 手首の過伸展を防ぎ、怪我のリスクを減らす
  3. デメリット
    • 可動域が制限されることがあり、種目によっては不向きな場合も

トレーニング種目別!グローブの必要性

トレーニングの種類によって、グローブの必要性が異なります。それぞれの種目での使用推奨度を解説します。

バーベル・ダンベルを使ったウェイトトレーニング

グローブの使用推奨度:高

  • ベンチプレス … 手首固定機能があるとフォームが安定
  • デッドリフト … 滑り止め機能が有効
  • スクワット(フロントスクワット) … 手首への負担軽減

自重トレーニングでのグローブの役割

グローブの使用推奨度:中

  • 懸垂(チンニング) … 滑り止め効果が高く、握力の消耗を抑える
  • ディップス … 手のひらへの圧力分散

高強度トレーニング(クロスフィット・HIIT)

グローブの使用推奨度:低〜中

  • HIITのような短時間高強度トレーニングでは、手のひらへの負担が少ないため、グローブなしでも十分なことが多い。ただし、バーを持つ動作が多い場合は、滑り止め効果のあるグローブが役立つ。

筋トレグローブの正しい使い方とメンテナンス方法

フィット感を確かめる装着方法

グローブのフィット感は、トレーニング効果に大きく影響します。適切なサイズを選ぶことが重要です。

  • 指先が圧迫されすぎないか
  • 手のひら全体をしっかりカバーできるか
  • リストラップ付きなら手首がしっかり固定されるか

サイズ選びを誤ると、グローブの効果を最大限に活かせないため、購入前に試着するか、レビューを参考にしましょう。

グローブの洗い方・手入れ方法

筋トレグローブは汗を吸収するため、定期的な手入れが必要です。

  • 手洗いがおすすめ … 洗濯機はグローブの劣化を早める可能性があるため、ぬるま湯と中性洗剤で手洗いするのが最適
  • 乾燥は陰干し … 直射日光や乾燥機は素材の劣化を招くため、風通しの良い場所で自然乾燥させる

特に夏場は、汗による臭いを防ぐためにもこまめに洗うことをおすすめします。

筋トレグローブおすすめモデルと選び方

ここでは、初心者向け・上級者向け・女性向けのおすすめグローブを紹介します。

初心者向けおすすめグローブ

  • GOLD’S GYM プロアルティマグローブ(フィット感と耐久性のバランスが良い)
  • FREETOO トレーニンググローブ(コスパが良く、初心者でも扱いやすい)

上級者向け高機能グローブ

  • Harbinger(ハービンジャー)プロリストラップグローブ(手首サポート付きで高重量トレーニング向き)
  • Schiek(シーク)リストラップグローブ 540(本格的なウエイトトレーニングに最適)

女性向けおすすめグローブ

  • RDX トレーニンググローブ(手に馴染みやすく、柔らかい素材を使用)
  • Nike エレメンタルフィットネスグローブ(デザイン性と機能性を兼ね備えた女性向けモデル)

まとめ|筋トレグローブを活用して快適にトレーニングしよう

筋トレグローブには、手のひらの保護、グリップ力の向上、怪我のリスク軽減など、多くのメリットがあります。ただし、不要な場合もあり、トレーニングの目的に応じて選択することが大切です。

  • マメやタコを防ぎたい人 → グローブ推奨
  • 高重量トレーニングで手首を守りたい人 → リストラップ付き推奨
  • 握力を鍛えたい人 → 素手でのトレーニング推奨

グローブの種類やサイズ選びを適切に行い、正しく使用することで、より快適で安全なトレーニングが実現できます。自分に合ったグローブを見つけ、効果的なトレーニングを継続しましょう!

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この記事を書いた人

自衛隊→服飾関係・トレーナー→IT業界
様々な業界を経験したからの知識と経験で自己を鍛え続ける男
その知識を皆様に共有できればと思います。

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