ラリーバードライツ
読み方
らりーばーどらいつ
ラリーバードライツ(Larry Bird Rights)とは、NBAのサラリーキャップルールにおいて、自チームの選手を再契約する際にキャップ上限を超えた金額でもオファーできる特例権利のことです。通称「バード権」とも呼ばれます。
バード権の仕組み
同一チームに3シーズン継続して在籍した選手(移籍や契約の途切れがない場合)を保有するチームは、この権利を取得します。バード権を持つチームはキャップが超過していても対象選手に最大サラリー(マックス契約)を提示でき、他チームのオファーに対抗して引き留めることが可能です。リーグ全体での選手の流動性とチームの安定性のバランスを取るために設けられた制度です。
バード権の種類
厳密にはフルバード権(3年以上在籍)・アーリーバード権(2年在籍)・非バード権(1年在籍)の3段階があり、取得条件によってオファーできる金額の上限が異なります。最も強力なフルバード権があれば、チームはキャップを無視して最大額を提示できるため、フランチャイズプレーヤーを長期にわたって確保するうえで欠かせない仕組みです。
関連用語
- サラリーキャップ:各チームが選手に支払える年俸の上限額
- マックス契約:NBAルール上で選手が受け取れる最高額の契約
- ラグジュアリータックス:キャップを大幅に超えた場合に課せられる罰則的税金
- フランチャイズプレーヤー:チームの中心として長期契約を結ぶ主力選手